Vol.1 偏差値とは?
例えば…
- A君「国語で70点取りました!!」
- B君「数学で65点取れました!!」
どっちがすごいと思いますか?これだけだったら、65点より70点のほうが良さそうに見えますよね?
でも、こうだったらどう思いますか?
教科 | A君の得点 | 平均点 |
---|---|---|
国語 | 70点 | 85点 |
教科 | B君の得点 | 平均点 |
---|---|---|
数学 | 65点 | 40点 |
国語は平均点が85点だから、A君は70点だと平均点以下です。みんなより出来ていないということになります。
逆にB君の数学は、みんなの平均点より上回っているので、実はなかなかの点数だということが分かります。
平均点で自分の成績を表すのが偏差値
点数で判断するのではなく、その時の平均点で自分の成績を表す、それが偏差値です。
平均点を偏差値50とし、平均点以上の成績を上限75までで表します。逆に平均点以下だと50~下限25までで表します。分かりづらいので図で表します。
偏差値 図
※SS(Standard Score)=偏差値のことです。
よって…
A君の場合
B君の場合
みたいな感じです。
まとめ
つまり偏差値は平均点によって変わってくるのです。あとはそのテストの受験者数によっても変わってくるので注意してくださいね。